ご挨拶

主催

 

きぐな(@kygna) 

2008年からずっとボカロを聴いている一般人。大学時代は競技クイズに熱中し、芸術系の専攻でボカロをテーマに卒論を書いた。前回大会の直後から新曲を真剣に追うようになり、フル尺で聴いた曲だけでも年間2000曲以上聴いている。技巧的で明るくなくてクールな曲が好み。DTMはできないがDTPはできる。

好きなボカロP:きくお、ELECTROCUTICA、西島尊大 など 


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オハヨーハヨー。

ボカクイ実行委員会の きぐな と申します。競技クイズ界隈では「ちゃい」の名前の方が馴染み深いかもしれません。
前回大会「ボカクイ」は盛況のうちに終わり、クイズ界隈だけでなくボカロ界隈でも良い反応を得られました。また有難いことに、大会や記録集をきっかけにボカロを聴き始めた、あるいは再び聴くようになったという方もいらっしゃるようで、主催冥利に尽きます。

さて、「ボカクイ」から3年半以上が経ち、2020年2月当時とはボカロシーンの様相も大きく変わりました。『プロセカ』のリリースや「ボカコレ」の開催といった数々のイベントを経て、かつてないほど活気に溢れています。
また、ここ数年の競技クイズ界も「現代短文」と呼ばれる様式が流行しており、より洗練された問題群が好まれている印象を受けます。これも「ボカクイ」当時にはほとんど見られなかった傾向でしょう。
さらに、「ボカクイ」直後からボカロクイズ界隈というものが形成され始め、「ボカロみんはや民の集い」というDiscordサーバーを中心として、今もなおボカロに関するクイズが日々行われています。

そんな中で、この度「ボカクイ2」の開催を決意いたしました。動機は単純で、ボカロ界隈めっちゃ盛り上がってるしまたやりたいな〜と思ったからです。

正直なところ、いろいろな面で実施にあたってのハードルは上がっている感じは否めません。それでも皆様に楽しんでいただくための努力は惜しまないつもりです。問題傾向も前回から少し変わるかもしれません。「来てよかった」と思っていただけるよう励んで参ります。
今後ともよろしくお願いいたします。

ボカクイ実行委員会 きぐな

初めてクイズ大会に参加される方へ

【競技クイズ未経験の方や、競技クイズの大会に初めて参加される方に向けた解説です】

《はじめに》

こんにちは、きぐなです。

大会に興味を持ってくださった皆さんの中には、クイズ大会への参加が初めてという方もいらっしゃると思います。ここではそのような方へ向けた話をします。
 
この記事は、初心者が安心してクイズ大会に参加することができ、また少しでも勝ち上がるチャンスをつかめるよう、クイズの基礎的な知識と攻略方法について解説したものです。
 
ここ数年、主にQuizKnockの影響によりクイズブームの時代が訪れ、競技クイズというものが広く知られ始めました。競技クイズの世界では毎週全国のどこかしらでクイズ大会が開かれていますし、老若男女問わず何千ものプレイヤーがサークルでクイズに興じています。とはいえ、実際に大会やサークルの現場に足を踏み入れないと実情をうかがい知るのは難しいと思います。
また、前回大会は競技クイズ初心者の方にも経験者の方にもたくさんご参加いただきました。今回もきっとそのようになると思われます。しかし、経験者に対して、全くの初心者が事前知識もなしに挑むのは難しいかもしれません。
そこで、初心者の方がクイズ大会で活躍できる可能性を上げるため、競技クイズの概要や、知っておきたい問題の前提知識について解説させていただきます。

 
あくまで「初心者がガチ勢にビビらなくて済む方法」という感じのアドバイスであり、「やるからには勝ちたい!」「1問でも多く答えたい!」という方に向けたものです。決して、ここに書かれたこと覚えなきゃダメとか、対策しなきゃ勝てないとかいうものではありません。
必要な方はご一読いただけると幸いです。もちろん、このチュートリアルをスキップしても構いません。気楽に大会に臨んでください。

《クイズ大会の1日の流れ》

まずは、クイズ大会がどんな感じのところなのか。ここでは本大会の流れに沿って説明します。

 
会場は規模によってまちまちですが、ボカクイほど規模の大きな大会だと、演劇や音楽の発表会で使われるような客席のあるホールであることが多いです(まだ会場は決まってません、すみません…!)。
会場に到着して受付を済ませたら、ホールの観客席(自由席)に座って開始まで待機します。
前説のあと、予選1ラウンドのペーパークイズ(筆記試験)から始まります。観客席に座った状態で解くことになります(このときバインダーを持っていると非常に便利です)。
そのあとは長い昼休憩です。裏でスタッフがペーパークイズの採点を頑張ります。
 
昼休みが終わると、いよいよ本番です。まずはペーパークイズの成績上位者の発表があり、その後2ラウンドが始まります。本大会の上位入賞者は、シードとして2ラウンドの参加が免除されます。
2ラウンド以降の形式は主に早押しクイズです。「アタック25」のように、問題文が読み上げられ、わかった時点で早押しボタンを押して答えるという形式です。押すとランプが光る早押しボタンを使います。
 
早押しクイズのルールは、主に「5○2×」「7○3×」のような「N○M×」です。N回正解すると勝ち抜け、M回誤答すると失格という単純なルールです。
参加者が1ラウンドの順位に応じて数グループ(セット)に分けられ、各セットで規定人数の勝ち抜けが出ると次のセットに移ります。失格した人や勝ち抜けられなかった人はそこで敗退となり、以降のラウンドでは観戦することになります。
 
これを3ラウンド、……敗者復活戦、準決勝、決勝と続けていき、ただ一人の優勝者を決めていきます。
他にも、読み上げ問題に筆記で解答するボードクイズや、画像を見て答えるビジュアルクイズなど、さまざまな形式が行われる場合があります。
より詳しいことは、事前公開するルールや当日配布の企画書をご覧ください。

《問題文について》

ここでは、競技クイズでよくある問題文の形式を簡単に紹介します。

ボカロクイズを例にするのはなんか微妙なので、ボカロじゃないクイズで説明します。
 

●普通の問題文

ここでは答えが「米津玄師」になる問題を使って説明します。
あくまで例なので、問題自体のクオリティには目をつぶってください。
 
ボカロPとしては「ハチ」の名義で活動していた(前フリ)、代表曲に『アイネクライネ』や『Lemon』があるミュージシャンは誰?(後フリ)
 
「米津玄師」が答えになる問題を作るとしたら、このような感じです。
問題文において1つのまとまった情報、いわば短い説明文のことを「フリ」といいます。基本的に、問題文は前半の「前フリ」と後半の「後フリ(落とし・後限定)」から構成されます。前フリではあまり知られていない情報を入れ、後フリでより有名な情報を入れます。つまり、問題文の後ろにいくにつれてより答えやすくなります。
 
ボカロP時代に「ハチ」と名乗っていたミュージシャンは誰?

これだけでも問題としては成立しえますが、このくらい短い問題文ほとんどありません。このように1つのフリで出題する場合は、通常文頭に「ずばり、」をつけます。通常、フリの数は2~3個です。
フリに使う情報次第で、いろいろな問題文を作成することができます。長さも自由自在です。

2018年の紅白歌合戦に初出場した際は、自身の故郷・徳島県にある大塚国際美術館から中継を行った、そこで披露された楽曲『Lemon』で知られるミュージシャンは誰?

次に挙げるアルバムをリリースしたミュージシャンは誰?
『diorama』『YANKEE』『Bremen』『BOOTLEG』『STRAY SHEEP』
(このように前置きから始まる問題文もまれにあります)

その多才ぶりから、ねこぜなおとこ や フィンダーおじさん といった人物が『彼になりたい』という楽曲を発表している、イラスト本『かいじゅうずかん』からファッションブランド・LOEWEとのコラボまでマルチに活躍するミュージシャンで、彼の活動の原点ともいえるニコニコ動画では「ハチ」という名義を用いていたのは誰?
(ちょっと無理やりですが、こういうトリッキーな問題もありえます)
 

●パラレル

特徴的な形式として、「パラレル」があります。いわゆる「ですがクイズ」のことです。
 
日本一高い山は富士山ですが、世界一高い山は何?(答え:エベレスト)
一昔前のバラエティ番組だったら「富士山!……ですがァ~!」と意地悪な引っかけ問題として読むでしょうが、競技クイズにそのような引っかけ問題はありません。引っかけようとしているのではなく、共通点があって似ているものを並べているだけです。
「日本一」と「世界一」が違う部分なので、「[日本一!]高い山は富士山ですが、」とキーワードを強調して読み、パラレルだということをわかりやすく読む方法が主流です(もちろん読み方も人それぞれです)。

世界三大銘茶といわれる紅茶で、ダージリンはインド、ウバはスリランカで生産されますが、キームンが生産される国はどこ?(答え:中国)
「3パラ」と呼ばれる、3つのフリがついたパラレルもありますが、今大会では出題しません(ややこしいので)。

《クイズプレイヤーは何を考えているのか?》

クイズ初心者の悩みとしてよくあるのが、「問題文が何を聞いているのかわからない」というものです。テレビで見るクイズ王たちの早押しに「まるでエスパーだ」「何をどう推測したら正解に辿り着けるんだ」と戸惑うこともあるでしょう。

クイズ王たちの頭脳は本当に優れていますが、決してエスパーではありません。問題文から何を聞かれているのか予測できるのです。クイズプレイヤーは常に「この問題文は何を聞いているんだろう」と推測しながら問題を聴いています。
「最後まで聴かなきゃ何を問われてるかわかんなくない?」と思われるかもしれませんが、ある程度パターンが定まっているため、推測が可能です。
それに、できるだけ早く答えないと相手に先を越されてしまいます。推測に長けたクイズ経験者の方たちに勝つためには欠かせない前提知識です。ここでは、最も重要な理屈について説明します。
 
また米津玄師の問題文を例に説明しましょう。
 
ボカロPとしては「ハチ」という名前で活動していた、代表曲に『アイネクライネ』や『Lemon』があるミュージシャンは誰?

これが一般的な問題文です。上でも説明したとおり、この問題文は2つの「フリ」(短い説明文)から構成されています。

① ボカロPとしては「ハチ」という名前で活動していた
② 代表曲に『アイネクライネ』や『Lemon』があるミュージシャン(は誰?)

どちらの文も、主題(主語)になるのは「人の名前」だということがわかります。「ボカロPとして○○する」「活動する」のも「代表曲がある」のも(物ではなく)人なので、人の名前が答えです。

米津玄師は、ボカロPとしては「ハチ」という名前で活動していた。
米津玄師は、『アイネクライネ』や『Lemon』があるミュージシャン(である)。

なので、①の「ボカロPとしては『ハチ』という名前で活動していた」の時点で押したとしても、ほぼ確実に(9割以上の確率で)「米津玄師」が答えです。
もっと言えば、「ボカロPとしては『ハチ』という」まで聞けば、その続きは「~という名を名乗っている」みたいな言葉が来ることが予測でき、「ボカロPとしては『ハチ』と名乗っていた人を聞いているのだろう」と想像がつくので、「米津玄師」と答えられます(※あくまでこの問題文の場合であって、一概にそうとは言えません。後述)

そして、こういう問題文はありえません(少なくとも本大会には登場しません)。

・ボカロPとしては「ハチ」という名前で活動していた、代表曲に『アイネクライネ』や『Lemon』があるミュージシャン・米津玄師のデビューアルバムは何?
・ボカロPとしては「ハチ」という名前で活動していた、代表曲に『アイネクライネ』や『Lemon』があるミュージシャンといえば米津玄師ですが、彼のデビューアルバムは何?

「パラレル」の項でも言ったとおり、競技クイズには文構造で惑わす意地悪引っかけ問題はありません。上2つの答えは『diorama』ですが、どちらも「米津玄師」の修飾部が「ボカロPとしては~ミュージシャン」と長すぎるため、その間に押した人が「米津玄師」と誤答するリスクが大きいです。あまり良くない問題文です。

※ただし、「米津玄師」が答えになると予測されるのは「ボカロPとしては」という書き出しの影響が強いです。
例えば「かつて『ハチ』という名前で活動していた米津玄師が、初めて現在の名義で発表した楽曲である、…」という問題文も十分に考えられます。このあたりは修飾部の短さや作問者ごとの文体によって変わってきますので、「この始まり方は絶対に人の名前が答えになる」などと断言することは難しいです。

問題文にもいろいろなタイプがあり、「どうしてそれが答えになるのか」と逐一解説すると途方もないのでここでは解説しません。ガチで 深く研究したい方は、QuizKnock・伊沢拓司さんの『クイズ思考の解体』という本にめちゃくちゃ詳しく書いてあるので、こちらをどうぞ。

もっと手軽に見られるものだと、「クイズ王は問題が読まれている間、何を考えているのか?」というQuizKnockの動画が参考になるかもしれません。演技が若干素人くさいのは置いといて、思考の過程としてはリアルにこういう感じです。
もちろん、瞬時にここまでいろいろなことを考えられるわけではありませんが、常に「この問題では何が答えになるんだろう」と推測しているのは変わりありません。人の名前なのか、物の名前なのか、用語なのか、年号なのか……。その作業と同時に、自分の脳内にある知識の引き出しから必死に答えを探し出すのです。

 
とにかく、早押しクイズに答える上で重要なのは、以下の2つです。
・読まれている文の続きと、問われているもの(主題)を常に考える。
・引っかけ問題ではないので素直に答えればよい。
 
あとはクイズに触れるうちにさまざまな問い方をしている問題文に出会い、だんだんこの思考法に慣れていきます。それと同時に知識を蓄えていけば、おのずとクイズの実力はついていきます。 

《クイズに慣れる方法》

最近は競技クイズがある程度普及したおかげで、クイズを身近に、手軽に楽しめるようになりました。

 

①「QuizKnock」や「カプリティオチャンネル」といったクイズ系YouTuberの動画を見る

競技クイズ経験者たちがクイズで遊んでいる動画チャンネルは、ここが2大巨頭です。ふざけまくった企画も多々ありますが、クイズの文法や雰囲気はここで掴めるでしょう。
 

②「みんなで早押しクイズ」をプレイする

通称「みんはや」と呼ばれる、無料のクイズゲームアプリです。「ランダムマッチ」と「フリーマッチ」の2種類のモードが用意されています。
「ランダムマッチ」では、全国の対戦者と1対1もしくは4人対戦で早押しクイズが行われます。レートの近いプレイヤーとの同時対戦です。問題ランクはA・B・Cの3段階があって、初めは最も易しいCランクが出題され、レートが上がるにつれてBやAの問題が出るようになります。
「フリーマッチ」では、全国のプレイヤーが(主に)自作問題を公開していて、ルームに集まった人とリアルタイム対戦ができます。自作なのでジャンル限定も多く、ボカロに関する問題も珍しくありません。ただし、ほとんどが歌詞から曲名を答えさせるクイズや、タイトルからボカロPの名前を答えさせるクイズで、ボカロに関する文章題は多くありません。
まずは「ランダムマッチ」で、早押しの感覚を養っていきましょう。「最後まで問題聴いてたら負けるな」「ここで押しても答えられるのか」「わかると思って押したけどわからなかった」といった感じで、なんとなくわかってくると思います。
 

③クイズができるお店に行く

最近はお店で早押しクイズが体験できるようになりました。ボードゲームや謎解きのお店とはちょっと違って、クイズを専門に提供しているお店です。
「クイズとかよくわかんないけど、楽しそう!」という初心者が行くにはかなり適しています。初心者の方でも気軽に楽しめる環境が整っていますし、実機の早押しボタンの感触と生の問読みを味わってみると、こんな感じなんだ!というのがわかると思います。
代表的なお店が「クイズバー スアール」です。バーとありますが、未成年でも、小学生でも大丈夫です。現在は池袋、秋葉原、名古屋、大阪の4か所に店舗があります。他にも、東京都文京区の江戸川橋には日本初のクイズ専門店「QUIZ ROOM SODALITE」があります。
ちなみに、ゲームセンターにある「クイズマジックアカデミー(QMA)」は、競技クイズとはまた違った形式の問題が出題されるので、ご注意ください。
 

④他のクイズ大会に参加してみる

ややハードルは高いかもしれませんが、本番の環境に慣れるなら、実際にクイズ大会に参加してみるのも手です。
クイズプレイヤーなら誰もが知る「新・一心精進」というサイトがあります。ここには全国で開催されるクイズ大会の情報がまとめて掲載されていて(もちろん本大会も掲載済み)、各大会の公式サイトへとアクセスすることが可能です。
歴戦の猛者たちが集う大会もありますが、初心者向けあるいは初心者限定の易しい大会もあります。詳細は「今後の大会詳細情報」のページや大会公式サイトにあるので、チェックしてみてください。もしご近所で面白そうな大会が予定されていたら、事前にエントリーしたうえで参加してみましょう。負けてしまっても大丈夫です。観戦するのも楽しいですし、「次はこうしよう」と対策もできますからね。
なお、上級者たちの様子を見学しに行っても構いません(見学だけの参加が可能な大会は限られますが)。

《ボカロを聴こう》

以上の方法を実践すると、普通のクイズには強くなるでしょう。

しかし本大会で出題されるのはボカロクイズ……ボカロについていろいろ知っておいたほうが有利なのは当然だと思います。
大会参加者に対して、大会に向けた「対策」を積極的に推奨するわけではありません。クイズ大会は学校や資格の試験ではないので、机でガリガリと対策ノートを作るような座学はおすすめしていません。
私からあえて一つ言えるとすれば、「知ってるものも知らないものも、いろいろ見て聴いて、いろいろ体験してみる」のが一番だと思います。最新の曲も、数年前の曲も、10年前の曲も、黎明期の曲も、有名曲から隠れた名曲まで、いろいろ聴いてみるのです。余裕があれば普段見ないジャンルの動画を見てみたり、ゲームをやってみたり、イベントに行ってみたり……
あとは皆さんがすでになさっているとおり、好きなようにボカロを聴いてください。一生かかっても聴き切れないほど多くの作品がありますが、健康的に、疲れない程度に楽しみましょう。

《おわりに》 

「クイズ初心者だけど、参加するからには頑張りたい!」という方のためのアドバイスとして、早押しクイズの攻略法をお伝えしました。ここまでお読みいただいたということは、それなりにやる気のある方ですね。

 
ここまで長々と、時に込み入った話もしてきましたが、主催としては難しく考えることなく気軽に参加していただきたいというのが本心です。
結局は「習うより慣れよ」という言葉に尽きるのですが、ご自身のできる範囲で構いませんので、ぜひ実践してみてください。クイズとボカロの両方を楽しんでいただければ幸いです。
 
それでは、会場でお待ちしております。ありがとうございました。